松田 自然環境 2019年9月8日 2019年9月14日 20190908 能取湖のアッケシソウ(サンゴ草)群落に行ってきました。アッケシソウは、塩湿地に群生するアカザ科の多年草で、茎が赤く染まりサンゴのように見えることから、サンゴ草とも呼ばれています。9月8日の段階で7分咲きといったところでしょうか。能取岬は網走市にある海岸段丘で、下末吉海進頃に形成された段丘面と推察されます。岬西側基部には灰白色の地層が堆積しているのが観察でき、珪藻などの微化石の産状から今から500~700万年前(第三紀後期中新世)が海底であったことを教えてくれます。能取岬能取岬の平坦面はやはり下末吉海進で形成された海岸段丘と考えるべきだなと思いました。岬西岸基部の呼人層出土の珪藻化石を見ると第三紀の絶滅種もありました。まだまだ調べなきゃね。 pic.twitter.com/prPPOIYMv1— NPO法人 オホーツク自然・文化ネットワーク (@ONatureCulture) September 8, 2019