今回は、シブナツナイ湖に注ぐ二つの大きな河川沿いの地質について採石場など露頭を探しながら確認調査を行いました。東側には信東川の支流に東ノ沢川、中ノ沢川があり、西側にはシブノツナイ川があります。東ノ沢川と中ノ沢川では古くは白亜紀の層もあるのですが、今回の露頭では中生代から古第三紀までの海成堆積物が見られました。シブノツナイ川上流でも古くは白亜紀の地層もありますが、露頭があまり見られず、今回は第三紀中新世から第四紀の海成堆積物が確認されました。
この調査は、「北海道、北海道コカ・コーラボトリング(株)、(公財)北海道環境財団の三者に よる協働事業「北海道 e-水プロジェクト」の支援を受けて、実施したものです。