2-1の続きです。湖北側の海岸砂丘での調査のようすを紹介します。オホーツク海沿岸を含め世界中に広がる海岸砂丘には、その地域特有の植物や昆虫などが生息しています。シブノツナイ湖周辺に広がる砂丘は標高が低く、砂丘幅も狭いことから強風により樹木も生育できない環境下にあります。このため砂丘を覆うほとんどが草本植物からなっています。ある意味では特異な環境であると言えます。
この調査は、北海道、北海道コカ・コーラボトリング(株)、(公財)北海道環境財団の三者による協働事業「北海道e-水プロジェクト」の支援を受けて、実施しています。